Matsubara工房という屋号で特注品対応をはじめました。でも職業欄は農業ですので農業ネタもあります。
DELL LATITUDE E6510 Bluetooth アダプタ装着
2018-02-03 Sat 13:17
天体写真撮影に使っている自動導入装置NS-5000がBluetoothインターエースをサポートするようになって3年以上経ちますが今まではAndroid OSで動くスマホやタブレットにSky Safariなどの天文アプリを使って眼視で視たい天体の自動導入で活用していました。

Windows PCでステラナビゲータの星図ソフトやMaxlum DLやPHD2などのオートガイドソフトではBluetoothインターフェースはソフト側が対応していないので使えないものとばかり思っていました。Windows PCで本当に使えないか調べたところBluetoothの仮想COM設定をすれば使える事が判り、まずはBluetoothを標準で積んでいたhp製Pvirion dv7で試してみました。

普段撮影に使っているDELL LATITUDE E6510はBluetoothがオプション扱で中古購入した私のPCにはありませんでした。2010年製のE6510のパーツは無いと思いましたがネットで探すと国内外に結構ありましたので楽天のショップで購入し試してみる事にしました。 http://saiseiya.com/?pid=120154474

購入する前に自分で組込めるか情報を捜すとDELLのサイトに日本語サービスマニュアルがありましたので
http://www.dell.com/support/home/jp/ja/jpbsd1/product-support/product/latitude-e6510/manuals
これを見て自分で出来そうと判断したのですが・・・・・

DELLのサービスマニュアルは親切なようで親切でないと感じました。全体像が見えない(モジュールの配置図とかが無かったです)のと最後の詰めの部分、ある意味一番知りたい部分が無い感じです。オリジナルの英語版も見ましたが同じでネットで分解記事とか無いかなと探したのですがメモリ増設とかまででBluetoothの増設は見つけられませんでした。同世代のE6410の分解動画解説記事は米国のPCパーツ屋さんにあったのですが・・・・・

忘備録としてDELL E6510のBluetoothモジュールの実装手順を撮ってあったのでアップしたいと思います。

1-外観 2-底側 E6510の外観です

3-電池取外し 電池を取外します

4-下準備(ネジ仮固定用テープ) 分解の前準備として外したネジの仮固定用に紙テープを小片に切っておきます。

5-アクセスパネル(底板)の取外し 中央のネジを緩めアクセスカバーを取外します。

6-オプティカルドライブリリースラッチ解除 7-オプティカルドライブ取外し ドライブのリリーフラッチをネジを外して開放しドライブを抜きます。

8-LEDカバー取外し LEDカバーを引抜きます(スナップインになってます)

10-キーボード取外し キーボードを取外します。下側がコネクタになってます。

9-ヒンジカバー取外し ヒンジカバーを取外します。

11-LCDケーブル類取外し LCDケーブルやアンテナケーブル等を外します。

12-ディスプレイユニット取外し ディスプレイユニットを外します。

13-ヒートシンク取外し ヒートシンクとメモリモジュールを取外します。

14-シャーシとパームレストAssyを分離 メイン基板が見える状態にします

 接続フレキ3箇所をはずしてからシャーシとパームレストAssyを分割します。
 シャーシへの取付ネジが多数ありネジ長が違うところもあるので気を付けます。
 両側面と手前側はスナップインになっていますので注意して分割します。

15-Bluetooth取付箇所 Bluetooth取付場所がやっと確認できる(WPANのところ)

16-Bluetooth取付 17-Bluetooth取付-2 Bluetooth取付

Bluetoothモジュールの取付箇所は固定用として右下に』形のゴムブッシュがあり左側の貫通穴を使ってネジ固定しました。
プラスチックポストですのでタッピングネジで良いのだと思いますがネジが無かったのでM2のハンドタップで雌ネジをたてM2のなべネジで固定しました。接続ケーブルは押込む感じのスタイルになりました。

Bluetoothモジュールの組付けが出来たら今までと逆の手順で組み上げていきます。
放熱器は最組付け時に熱伝導性グリースを塗布し直します。昔は良くネジが余りましたが無くならないように取外したらすぐにあった場所に紙テープで仮固定するようにしてから余る事が無くなりました。

電源を入れOSが無事に立ち上がってパスワードを聞いてきた時が最初の嬉しさで次にデバイスマネージャのネットワークアダプタにBluetoothが表示されているのを見た時が2度目の嬉しさ(一安心)でした。Bluetoothのドライバーは電源を入れた時に自動で組込まれました。ラッキー!

デバイスとプリンターを開くと追加したBluetoothアダプタが検索されるのでデバイスの追加で仮想COMポートとして追加されいよいよアプリで使えるようになりました。
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天文ガイド 最優秀作品に選ばれました
2018-01-08 Mon 23:21
天文ガイドの2月号の読者の天体写真に応募したところ最優秀作品に選ばれました。
IC1848(胎児星雲、Soul Nebura)を11月の中旬の下弦の月が残る中でしたが機材のテストを主目的に自宅の裏庭で撮影したものです。当夜は透明度が良く思った以上に良く写ったので作品に仕上げて応募しました。

IC1848_Kenko 150ED Apo_1k

天文ガイドの誌面では北を上にするので90°回っていますが私の感覚では赤ん坊の頭が下に来るのはチョット可哀想だなと思い頭を上にした構図で印刷して応募しました。

IC1848撮影システム-1 IC1848撮影システム全景

ギガオプトさんの推奨で購入したKenko製15cm/F8 ED-Apo鏡筒とFLI製 ML-16803カメラの組合せで去年の9月から数度に渡り遠征撮影や自宅での機材テストで撮影をしたのですが時々で色々な不具合が起きなかなか良い絵が撮れませんでした。

IC1848_Kenko15cmED-Apo_Test_1K.jpg 9月に撮影したトラブル画像

Hα、SⅡ、OⅢを一枚づつ撮影しSAO合成して色の出具合を見たのですが画像中央に今まで見たことのない幾何学的な輝点が現れ原因が判らず その後の撮影の度に色々な出方で輝点は不定期に出ました。参加している天体写真クラブの知人とディスカッションして冷却CCDカバーガラスの外側に結露が発生しているのだろうという結論に至り結露対策でカメラシャッター部に加温ヒーターを設けました。

また、ナローバンドフィルターも今まではHαは半波値=3nmでしたがSⅡとOⅢは半波値=5nmでした。9月の末にOⅢの半波値=3nm品が入手出来たのでそれも試してみました。

さらにNS-5000の5相ハーモニックドライブ仕様で低温時ハーモニックドライブ減速器が内部ロスが増え脱調しやすくなるので対策として加温ヒーターを装着したのでそのテストも兼ねました。

上記3点のテストをすべく自宅裏庭で夕食後に準備をし10時過ぎから予備撮影で問題ない事が確認出来たので11時過ぎから朝の5時前まで通夜の撮影をしました。モノクロの生画像が思った以上に出来が良かったのであとは画像処理が上手く出来れば結構なレベルの作品になるのではと感じました。

IC1848_Ha_1k.jpg Ha画像

また従来はフラット画像の取得に苦労していたのですが開発品のHaやSⅡなどの赤外域に近い波長にも使える特殊ELシートを使ってフラット画像も多数枚撮影して適度な露出で滑らかなフラット画像を作っています。このフラット撮影用のフラット光源は商品化を進めていますので詳細を別の機会にアップしたいと思います。

ELフラット光源によるフラット補正画像取得_1k フラット取得中

画像処理はPixInsightで殆どをしています。プリントするのに最後にホトショップで微調整しています。Bias、Dark、Flatの各補正をしてモノクロ画像を調整し疑似カラー合成でカラー画像としています。この辺のスキルは私自身まだまだで参加している天体写真クラブのメンバーの協力も得て何とか作品にすることが出来ました。

天文ガイドの編集部からメールで手記の依頼があったりと初めての経験でしたが自分の顔が小さいながらも雑誌に載るのは嬉しくもあり恥ずかしさもあります。
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初詣
2018-01-01 Mon 22:57
あけましておめでとうございます。

2012年の一月から始めたブログも7年目に入りました。
最初は日記のように毎日アップすることを目標にしていたのですが途中から忘備録的に気になった事や何か達成出来たこと、失敗してしまったことなどをアップすようになりました。訪れてくれた延べ方ももうじき11万人と当初予想だにしなかった数になりました。今年もマイペースで更新して行ければと思っています。

我家で恒例の赤城山大沼湖畔にある大洞の赤城神社に初詣に行ってきました。
今年は家族皆が健康で良い年で有りますようにとお詣りしてきました。
2018赤城神社-3 本殿

今年は風が少しあり体感温度は寒かったですが気温は暖かく-2℃でした。駐車場からの参道は積もった雪で真っ白でした。

2018赤城神社-2 駐車場からの参道

2018赤城神社-1 社の風景

今年は雪がそれほど多くなく先週の強い冬型で赤城山の上部が雪雲で隠れて麓から見えない時に積もったようです。
雪が多い時は社の屋根に50cm以上積もっています。右の建物の中で無料で甘酒を振舞って貰えるのですが寒い中で暖かい甘酒はとても美味しいです。

2018赤城神社-4
帰りに駐車場に向かう景色です。大沼に掛かった朱塗りの橋の欄干と背後の雪景色の山が綺麗でした。
ちなみにおみくじは今年は『 中吉 』 でした。
一年過ぎた時に良い年だったと思えるよう頑張っていこうと思います。
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ハーモニックドライブ減速器の低温対策
2017-12-03 Sun 23:30
5相モーター/ハーモニックドライブ+ベルトドライブ仕様は導入精度、恒星時精度、ガイド精度、手動操作時のレスポンス等何れも良好でモーターサイズも小さく大トルクで低消費電流と良い事ずくめかと思っていましたが低温に弱い弱点がありました。メーカーに相談したところ解決策は温度仕様である0~+40℃の温度に温めるなどして収めるのがベストのようです。

加温のヒーターを装着するには金物の再設計が必要と考えているのですが現行の試作機に加温ヒーターを付けて効果を見てみました。最初に試したのは鏡筒の結露防止ヒーターです。40mm鏡筒用の巻くタイプのヒーターで12Vで約1Wの物を装着してみましたが効果は認められませんでした。ヒーター容量も少ないですし四角断面形状のモーターにヒーターを巻いても浮いているところがあり接触面積が少ないのでモーターに上手く熱が伝わっていないようです。

ヒーターを自作する事にしヒーター容量で悩んだのですが(モーター取付金具は厚いアルミ板でヒートシンクと同じくらい熱を逃がしてくれます)電源電圧12Vで電流値を1.5Aにして2軸でも3A以下で4AのACアダプター一個で済むようにしようと考えました。

φ0.5のニクロム線で抵抗が約10Ωになる長さにしてφ1.0のイラックスチューブに通しました。モーターとの熱結合を良くするために熱伝導性シリコンシートをハーモニックドライブ減速器のヒーター巻き付け部分に貼りその上にイラックスチューブに入ったニクロム線を巻きました。7回巻いたところで上手く納まりました。

ヒーターの密着を良くするためにポリイミドテープを締めながら巻き雌のDCジャックを接続し試験的に通電したところ5分もすると良い感じモーター単品では温まって来てくれました。電流値は1.2Aですので14.4Wのヒーター容量になります。

アルミ製モーター取付金具とモーター間の熱抵抗を上げる工夫をして金具への熱の流出を抑えるようにしました。機械的にはしっかり結合されますので効果は限定的ですが無策だとかなり熱が逃げる気がします。ヒーター部を含めモーター全体の断熱も行わないと放熱がありますので厳冬期ではヒーター容量不足になるかと思いました。

とりあえず装着したヒーターで外気温が霜が降りるまで下がった夜にテストしたところ快調に動いてくれましたが外気温が高い時は加温でなく過熱状態になりこのままでは運用が難しいと感じました。そこで、ヒーターに温調器をつけようと考えたのですが産業用の物は高価で大きくしかも電源電圧がAC100VかDC24Vでした。

ネットで捜したところ電子式サーモスタットがありましたので加温ヒーターの温調ですので精度はそれほどいらないので試してみる事にしました。入手しテストしたところ制御出力をメカニカルリレーで行っている為に煩く微振動も出ます。電子式サーモスタットの回路解析をしてメカニカルリレーをフォトMOSリレーに置き換え昼間でも見える明るいLED表示を電流制限抵抗を変更して暗くしたりする改造をしました。

回路解析をして気づいたのですがリレーの動作表示LEDが回路構成上LEDの最大定格を超える設計になっていました。その他の所は上手く設計設計できていますので基板のパターン設計上の割り切りと推測しますが拙い設計です。パターンカットとジャンパ線を飛ばす改造をし防塵、防湿対策で白色のシリコーンRTVを塗布しています。

撮影風景 15cmED-Apo鏡筒での撮影風景

赤道儀に電子サーモスタットの3桁のLED表示はもっと違和感が出るかと思いましたがLEDの輝度を落としたので目障りにならなくて済みました。極軸調整のPoleMasterは必須機材になっています。ケーブル類を仮止めするのにコールマン製の赤い両面マジックテ―プを使っています。目立ちますし山用品なのでオスメスのマジックテープが縫い合わせてあり強度保証もあるので色々なところに便利に使っています。


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PC冷却ファン
2017-11-05 Sun 02:50
机に向かって仕事をしていると遠くから周期的に異音が聞こえてくる感じがしました。
最初はそれほど気にならなかったのですが音が大きくなってきたので気になりだし発生源を調べたらメインで使っているデスクトップPCの背面からしていました。

5年弱前に購入したマウスコンピュータ製で当時としてはそれなりのハイスペックなゲームマシンです。私はゲームはやらないのですがCADや天体写真の画像処理用のPhotoshop等の重いアプリを快適に動かすのにゲーム用にチューニングされているマシンがハイスペックでリーズナブルなので選びました。

このデスクトップPCの特徴はCPUクーラーが水冷仕様になっている事です。
PC_CPU冷却システム_L 水冷式CPUクーラー

異音の発生減はこの水冷システムのラジエターに付いていた冷却ファンでした。
PC_CPU冷却システム(ファン取外し) ファンを外したところです。ラジエターが見えます。

ファンの仕様が良く判らなかったのでファンの製品型式でネット検索したところe-bayに同一メーカ/同一型番の物がありましたので落札しました。品代$12USで送料込みで約1500円でした。
e-bayで購入のファン_R
 e-bayで購入したファン

機械的な寸法は同じで問題なく交換できたのですがコネクタを接続してもファンが回りません。見比べたところ電源コネクタの形状は同じでしたが電線の数が一本足りません。e-bayで落札したページで型番を確認すると私が欲しかったHONG SHENG製のA-1225M12Sです。
手元に届いたファンの型番はA-1225L12Sでした。でも型番の違いは回転数の差のようでコネクタは型番には反映されていないようです。e-bayの商品ページ写真と手元に届いた品物は同じでしたので私の知識不足で別の物を入手してしまったようです。

少しファンについて調べたところ1225は120mm角で厚さ25mmのサイズを表し「M」とか「L」は回転数を表しているようです。また接続コネクタには2ピン、3ピン、4ピンがありコネクタ形状も数種類ありました。私のPCに付いていたのは120mm角で25mm厚、回転数が1500回転?程度で電源電圧がDC12Vで3ピンの物でした。

Amazonに在るかもと思い検索するとありました。しかも価格が799円でプライム対応でした。購入手続きをすると何故か200円の割引が入っており購入価格は送料込みで599円と格安でした。
新規購入ファン 新規購入ファン 4ピンコネクタも付いていました

新旧ファンを見比べ不要な4品コネクタも切除して入れ替えました。
新旧ファン_L 左がオリジナル 右が新規購入品

今度は問題なくファンが回ってくれました。
音も無音に近いレベルで静かです。

PCの冷却ファンで思い出しました。
以前勤めていた会社でHPのワークステーションを使っていたのですが作業中に画面に2とか8とか訳の判らない数字がランダムに出てどうしたのだろうとワークステーション本体を持っとうとしたら熱くて持てませんでした。体感温度は70℃くらいで冷却ファンが逝ってました。画面に出てた数字はビデオRAMのパリティチェックエラーの結果でエラーが出たアドレスのところに数字が表示されるものでした。70℃でも熱暴走しないHPのワークステーションの設計品質の凄さに驚きました。(NECのPC98は装置に組み込むと良くダウンしました)

ファンは異音が出たら直に交換しないと突然逝ってしまいますので今回は早めに気が付いて良かったです。毎日使っているPCで5年持ったのですからファンの延べ稼働時間としては2万時間程度かと思います。真面目に動いていてくれたようです。
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