Matsubara工房という屋号で特注品対応をはじめました。でも職業欄は農業ですので農業ネタもあります。
自在バイス
2015-02-21 Sat 02:16
このところ何故かオークションに私の購入意欲をそそる品物が出品されているので必要度を熟慮し入札しています。今回は中国製の自在バイスです。フライス盤のXYZ方向に今回入手した自在バイスによりXY面に平行回転するθ1と垂直に0~90度の傾斜を付けられるθ2が加わるとワーク方向を5軸で変えられるので加工の自由度が上がります。勿論微動はXYZ方向だけですがワークに斜めのスリットを入れるとかの加工が出来るようになります。

今回もヤフオクでの入手です。先週インバーターTIG溶接機を出品された方の対応が良かったので出品情報の自動通知を設定しておいたところ自在バイスが出品されたのでウォッチしオークション終了間際に自分が出して良いと思う金額で入札したところ落札できました。

似姿 届いた似姿です。重量は15kgほどあります。

開梱すると
開梱 取説は有りますが・・・ 開梱2

外観 外観2 外観です。

機能確認をしたところ水平回転が100度くらいで引っ掛ります。
そこで分解してみました。
分解 鋳鉄製で必要な部分は追加工で精度を出しているようです。

水平軸が回らない原因はというと
鋳込みバリ_UP 鋳込口バリ_UP  鋳込口のバリの取り忘れでした。

フライス盤にサーキュラーテーブル取付Nikonの芯出スコープでまずはサーキュラーテーブルの中心を出しその次に自在バイスのベース部の旋盤加工痕の回転軸の中心を芯出しスコープを使ってサーキュラーテーブルに固定しましす。これで自在バイスのベースの円周方向の追加工が出来ます。
Tスロット水加工 まずはストレートエンドミルでTスロットの側面加工です

Tスロット水加工2 キーシードカッターを使ってTスロットの下面加工です

Tスロットの溝幅よりキーシードカッターの刃径のほうが大きいのでワークを一度外し切刃をTスロットに通した状態でワークを再度、芯出スコープを使って再固定後に加工しました。一寸手間が掛かりますがこれしかやり方が思いつかなかったです。

Tスロット背面 鋳込口バリ 左追加工後 右加工前
追加工後を下側から見るとTスロットの面が光っています

Tスロット背面_UP 追加工面のアップです

オリジナルは各摺動面がマシン油が塗ってありましたが良い感じで無かったので洗浄後二硫化モリブデングリースを塗布して再組立てしました。水平回転軸も360度滑らかに回転しますし固定用のTスロットを追加工したので固定もシックリ確実に止まります。

エッジ

最初に気になってすぐに行った追加工の説明を忘れていました。この自在バイスですがエッジの面取りが一切やられていませんでした。バイスのワークと接触するプレートなどは研磨してあるようですがエッジは鋭く扱中に怪我をしそうな予感ありです。全分解したのですべてのパーツの糸面取りをまず最初にやりました。

落札価格が1万円でしたので些細な問題があるのは織り込み済で入札しました。少し手を加えるだけで使いやすい道具になりましたので自分としては良い買い物と思っています。国産品は中古でも一桁値段が違います。当然剛性も精度も違いますが小物パーツの加工には活躍してくれると考えています。
スポンサーサイト
別窓 | 工具・治具類 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
<<ブロッコリー収穫 | 農家の裏庭で作る天体望遠鏡 | オークションでの掘出物>>
コメント:
∧top | under∨
コメントの投稿

管理者だけに閲覧

この記事のトラックバック:
トラックバック URL

FC2ブログユーザー専用トラックバック URL
∧top | under∨
| 農家の裏庭で作る天体望遠鏡 |