Matsubara工房という屋号で特注品対応をはじめました。でも職業欄は農業ですので農業ネタもあります。
今年のお米の出来具合
2015-11-16 Mon 02:13
今年は例年に比べ夏の天候が不安定で7月、8月の日射量は太陽光発電の発電量から類推して例年の7割程度しかありませんでした。稲は出穂(しゅすいと読みます)から一週間は天候が良くないと受粉が上手く出来ず収量が落ちます。さらにその後の天候(=日射量)で光合成の度合いが変りますので収量に大きく響きます。

さらに稲穂が垂れて止葉がシッカリしている時に天候が悪いと収量に影響します。我家の稲は幸いにも出穂の時期はそれなりに晴れてくれたので受粉も上手く行ったようで稲穂の長さも長く(=お米の粒が多い)なりました。その後の天候は不安定で雨天・曇天も続いたりしましたが何とか例年より小粒気味でしたがお米として食べられるまで稲穂の籾も膨らんでくれました。

コシヒカリ倒伏2 コシヒカリ倒伏1

鬼怒川が氾濫した台風でこの辺も結構な東風が吹き、稲穂が重みをました稲はバッチリ倒伏してしまいました。作付面積6反の食用のコシヒカリの田圃ももれなく西側に向かって倒伏し3割ほどの稲穂が大雨も降ったので水没しました。そのままですと最悪、穂発芽になってしまいますので台風の吹き返しが吹く中、田圃の水を抜き出来る事はすべてやってみましたが稲刈りの2週間ほど前でしたので少なからず悪い影響がでました。

6反を例年ですと2日に分けてコンバインで刈り取るのですが今年は倒伏してしまたのでコンバインで片方向しか上手く刈り取る事が出来ず作業が予想以上に捗らず稲刈りに4日ほど掛かりました。収穫量は不作を覚悟したのですが思った以上には影響を受けなかったようで8.5俵/反の収穫量がありました。
収穫量 自動計量器の表示です。

上の写真はお米の選別・自動計量器の表示で出荷用の紙袋(風袋込み30.5kg)が101袋出来たことを示しています。実際には100袋出来て101袋目が18.7kgあるという意味です。30kgx100袋+18.7kg≒3018kg (≒3t)の収穫量がありました。

お米の作柄を示す反収は3018k÷60kg(=俵)÷5.9反(厳密には59aです)=8.5俵/反ですので意外にも豊作でした。昨年は同じ田圃で7.5俵/反、一作年は8俵/反でした。同じように作ってもお天道様と天気には勝てません。収穫量は多かったのですが日照不足の影響は侮れず屑米もそれなりに出ました(≒米粒が小さい)。お米の出荷検査はそんな訳で何とか2等になった今年の食用の稲作りでした。

それから減反政策の一環で飼料用米も作付けしています。
小学校をバックに 赤城山をバックに

品種は食用にこの地域で推奨されている「あさひの夢」という品種です。飼料用米は契約栽培になり何種類か契約内容がありますが我家は一括管理方式で契約した為、JAのライスセンターに乾燥籾米のかたちで出荷する必要があり作付け品種も多収量米でなくライスセンターが受け入れてくれる品種となりました。あさひの夢は多肥にしないと収穫量が出ない品種ですので作付面積が1.5反と小さいですが施肥量はコシヒカリの3反分以上です。籾米の重量から玄米換算重量を算出したところ9表/反ほどでしたのでこちらも平年並みより少し良いと言ったところです。

ライスセンターのJA職員の方に聞いた話では隣の前橋市のJA管内で小麦の収穫後(=2毛作です)に植えたコシヒカリは出穂の時期と長雨が重なり収量が5~6俵/反と凶作だったとの事です。田植の時期が一ヶ月程度の差ですが天候次第で大きく変わる事に改めて驚いています。

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