Matsubara工房という屋号で特注品対応をはじめました。でも職業欄は農業ですので農業ネタもあります。
ウォームギア軸受けベアリング化 --その2--
2016-04-27 Wed 10:00
ウォームギア軸受けのベアリング化は実際のテスト撮影でガイド精度の向上などのメリットがありデメリットは今のところありません。ただし、物つくりの観点から見ると改善したいところが出てきました。

①赤緯軸のウォームギア位置が不定
赤経軸はベアリングを組込むのに寸法的な制約が殆どなくベアリングの選定もスムースに行えましたが赤緯軸は寸法的に厳しくベアリングの選定にも苦労しましたがベアリング金具の形状も苦労しました。

ウォームギア位置を規定するためにはベアリング保持金具にフランジを設ける事が必要ですが加工上の制約で出来ませんでした。ベアリング保持金具を外側全ネジタイプにすることにより機能的にはOKとなったのですが組付・調整時に気を付けないとウォームギアの位置が芳しくない位置になる可能性がありました。

②表面処理
純正のメタル軸受けでは表面処理はありませんでしたので無処理で良いんだと受け止め経年変化で真鍮が黒ずんで行くのも仕方ないと思っていましたがロックナットはメッキ処理されており何故?とふと思いました。私見ですがメタル軸受けなので軸受けの公差を保持する為に無処理になっているのでは考えベアリング化により軸との嵌め合い精度は担保されるのでベアリング保持金具をメッキ処理をする事にしました。

軸との嵌め合い公差は穴側(=ベアリング保持金具)をH7の公差で設計するのが一般的かと思います。無電解ニッケルメッキのメッキ厚さは5μmとのことですがH7の嵌め合い公差ですと無視できる寸法でなくメッキ対応と言う事で穴加工の寸法値を1/100だけ大きくしました。

上記①、②を解決すべく再設計しました。
JP赤道儀_ウォームギアべリングホルダ_メッキ前 Niメッキ前(同じ部品の裏表で2セット分)

真鍮はアルミより寸法精度が出し易くて好きです。何とか嵌め合い公差の寸法精度も出せている筈ですがメッキから上がってきてベアリングを組込んだ時に嵌め合い具合がどうなるかチョット心配です

スポンサーサイト
別窓 | JP赤道儀 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
<<ウォームギア軸受けベアリング化 --その3-- | 農家の裏庭で作る天体望遠鏡 | トウモロコシの播種>>
コメント:
∧top | under∨
コメントの投稿

管理者だけに閲覧

この記事のトラックバック:
トラックバック URL

FC2ブログユーザー専用トラックバック URL
∧top | under∨
| 農家の裏庭で作る天体望遠鏡 |