Matsubara工房という屋号で特注品対応をはじめました。でも職業欄は農業ですので農業ネタもあります。
ブロッコリーの種蒔き
2016-09-02 Fri 23:51
夏野菜のトウモロコシの出荷も8月の初旬で終わり裏作として秋野菜のブロッコリーの作付け準備です。普通ですと既に定植の時期ですが一昨年、父が亡くなったときに約一ヶ月遅れで栽培したブロッコリーが年明けの2月過ぎからの出荷になり相場が良かったので昨年もその時期の出荷を狙って栽培しやはり相場が良かった(良かったと言うより10~12月の相場が@20円/個にも行かないほど悪かった)ので今年も来年の2月、3月の出荷を狙って作付準備です。

出荷時期から逆算して播種します。この時期を決めるのが難しく種蒔きが一日違うだけで収穫時期が一週間ズレる事もあります。余り遅く種蒔きすると来年の3月も後半の春になってしまい一斉にブロッコリーの花蕾が咲いてしまい商品にならない可能性もありますのでリスキーです。だからこそ他の農家も作付けする人が少なく市場で品薄傾向になり相場が良い可能性が出てくるのですが・・・ある意味リスクに勝負する感じです。

ブロッコリー播種_1 稲の苗箱にセル苗用トレイ

昔は苗を苗床に蒔き定植は手で一本一本植えていましたが今は移植機を使います。移植機で扱えるように稲の苗箱(農業分野で唯一規格化されているサイズで稲作需要があるので価格も安い)にセル苗育苗用の専用トレイをセットし専用の養土(種子メーカー、肥料メーカー、農機メーカーと色々なメーカーがありますが比較試験をして結果が良いヤンマーのナプラを10年以上使っています)

ブロッコリー播種_2 セルに窪みを付ける

種子がセルの中心で適切な深さ(=丁度良い覆土量)になるような専用の治具を使ってセルに窪みを付けます。養土は播種前にセル全体が濡れるまで灌水し少し置いて落ち着いてから治具で窪みを付けます。

ブロッコリー播種_3 ブロッコリー種

今年は昨年より早生の品種を一種類追加して全部で5000粒x3品種=15,000粒の種を蒔きます。JAの予約注文でコート種子を購入しています。

ブロッコリー播種_4 種蒔き

ブロッコリーの種はそのままでは1mmほどしかなく色も土の色にそっくりなので種がセルに蒔けたかを確認するのが大変です。住友化学(厳密には住化農業資材㈱)のペレット種子というものですが天然物の種は大きさ形状がバラバラですので手作業で撒くにも何かしらの道具を使うにも扱難いものです。そんな種子に特殊なコート材を被覆させバラツキの無い形状にして発芽率も安定しているのがコート種子です。播種用の専用治具もあるのですが手蒔きでもコート種子ですと扱が容易になるので手蒔きしています。

ブロッコリー播種_5 覆土後

セルの養土の窪みの真ん中に白いコート種子(直径約3mm)が居るのが判るかと思います。セルの数は128個/箱の物を使っていますので5,000粒/128セル=39箱に一品種でなります。覆土後に灌水をして数日段積みして芽出し後育苗ハウスに移します。いつも上手く生育してくれて相場の良い時に出荷できる事を願って種蒔きしています。
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